Dia das Crianças! こどもの日
こんにちは!アヤです。
10月12日は、ブラジルのこどもの日です。
また、聖アパレシーダの日というキリスト教の祝日でもあります。
毎年この時期のFacebookでは、ブラジル人ユーザーのあいだで自分の子供時代の写真をアップしたり、期間限定プロフィール写真にするのが恒例となっています。
日本では5月5日がこどもの日ですが、ブラジルはどうして10月12日になったのかな?と調べてみると、どうやらブラジル国内のおもちゃ企業の戦略のところが大きかったようです。
1923年、当時ブラジルの首都だったリオデジャネイロ市で第3回南米児童会議が開催され、これを記念して新しい祝日をつくりましょうと議会で法案が出されました。
そして翌年の1924年、10月12日をこどもの日とする法律が制定されました。
しかし、この記念日はすぐには普及しなかったそうです。
きっかけは1955年、ブラジルのEstrelaというおもちゃ会社によって行われた子供向けのキャンペーンでした。
このキャンペーンの成功はすぐさま玩具業界の注目を集め、他社も売上アップのため「こども週間」というキャンペーンがスタートしました。
企業マーケティングによりこどもの日という概念が定着し、誰もが知る一般的な国の祝日となったんですね~。
企業の戦略どおり(笑)、この時期は子供たちへ贈るおもちゃを買うためブラジルじゅうが賑わいます。
プレゼントをもらえて、美味しいお菓子が食べられて、子供たちにとっては最高の1日ですよね。大人は大変!
数年前、サンパウロで過ごしたこどもの日には、このお宅のおばあちゃん特製にんじんケーキ、「ボーロ・ヂ・セノウラ(Bolo de Cenoura)」をいただきました。
ブラジルの子供に大人気の、どこでも食べられる定番スイーツです。
にんじんがスポンジに練りこまれていて、とにかく甘~いので、にんじん独特の風味は感じず、苦手な子もぺろり!
にんじんケーキ、とっても簡単で美味しいので今度レシピをアップしますね(甘さ控えめの)。
それでは今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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