ブラジルでも大ヒット!イカゲーム
こんにちは!
アヤです。
Netflixを観ている方、きっと多いと思います。
我が家でもすっかり欠かせない娯楽のひとつとなっています。
先日、巷で話題のイカゲーム🦑を観ました。
世界的大ヒットドラマ
Netflix史上最速で視聴数1億1100万アカウント突破、世界95か国でトップになった大ヒット中の韓国ドラマ「イカゲーム」。
多額の借金を抱えたワケありの456人が、命を引き換えに人生逆転をかけた6つのゲームに挑戦する、いわゆるデスゲームものです。
これまで韓国ドラマをほとんど観たことがなかったのですが、SNSを見るとタイムラインがパロディ投稿で埋めつくされているし、ブラジルでも大人気なんだよと夫に言われ、しぶしぶ見始めたところ…
なにこれ!おもしろ~い!
いっき見しちゃいました。
我が家はブラジル人+日本人という構成ですので、きまって言語か字幕をポルトガル語に設定して観ます(無い作品も多し泣)。
ブラジル版タイトル「Round 6」の何故
そもそもの作品タイトルですが、ブラジル版イカゲームはなぜか「Round 6」です。
イカゲームをポルトガル語に直訳すると「Jogo da Lula(ジョーゴ ダ ルーラ)」となります。
ルーラと聞くと真っ先にブラジル人の頭には、2003年~2011年まで第35代大統領を務めたルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァの顔が浮かぶでしょう。
来年の大統領選挙への立候補に意欲的だといわれているルーラ元大統領。
イカゲームをタイトルにすることでわざわざ彼を連想させ、政治的な暗示なのでは?といった混乱を招きたくない、というのが理由のようです。
それに、ブラジル人にとって、そもそもイカゲームが子供の遊びとして馴染みが無いというのもあります(日本でも無いけれどね)。
ブラジルでも大ヒットしたのは、「全6回戦あるよ!」と明瞭な作品タイトルのおかげもあるかもしれません。
ブラジル版「だるまさんが転んだ」の衝撃
6つのゲームは、子供の頃にやったことがあるような遊びばかり。
そのなかでも印象的な第1話は、誰もが知っている「だるまさんが転んだ」で競い合う、というストーリーです。
だるまさんが転んだは、韓国語だと「ムグンファコチピオッスムニダ (ムクゲの花が咲きました)」と言うんですね。可愛い。
英語だと「Green Light, Red Light (青信号、赤信号)」だそうです。へ~!
そして、ポルトガル語は...
Batatinha frita 1,2,3 (バタチーニャ フリッタ ウン ドイス トレス)
ぜんぜん違う(笑)
「バタチーニャフリッタ」とは、ポルトガル語で「フライドポテト」の意。
なんだそれ!
だるまさんがころんだ=フライドポテト1,2,3 とはびっくり。
ちなみに、夫はこの遊びを知らないそうです(笑)
作品を楽しみつつ、新たなポルトガル語の表現を学べるので、Netflixは本当にありがたいなあ。
最後に、Netflix Japanの公式Twitterで紹介されている「だるまさんがころんだ」各国の吹替バージョン動画を載せておきます。
やはりブラジル版はビックリされていますね(笑)
#イカゲーム を観た時、韓国にも「だるまさんがころんだ」があるんだーと驚きました。
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) 2021年10月7日
国ごとにちがう、このゲームのかけ声。アメリカ版の「赤信号青信号」を翻訳した国もありますが、ブラジル版はちょっとびっくり。ぜひ音声ありで聞いてみてください。 pic.twitter.com/2UmNOLaqpb
それでは今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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